2019年3月27日(水)

越ビナシュガー、IPOで31億円を調達

2018/2/15 23:00
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■ベトナム・サトウキビ砂糖公社2(ベトナム国営の砂糖製造・貿易、ビナシュガー2) ホーチミン証券取引所で同社株式の93%に当たる6360万株の新規株式公開(IPO)を実施し6630億ドン(約31億円)以上の資金を調達した。

地元の7投資家が1株当たり平均1万420ドンを支払い、ビナシュガー2の売り出し分全ての株式を取得した。国営会社(SOE)であるビナシュガー2は農業・地方開発省が管轄している。同社は、14~21日のベトナムの祝日、テト(旧正月)休暇に伴う休場直前に、政府が目指したIPOの資金調達目標額を調達した。

今回のビナシュガー2のIPOに先だって、ベトナムでは2月、SOE2社のIPOが不調に終わっていた。同国最大の天然ゴム生産会社ベトナムラバーグループは売却分の21%しか買い手がつかず、ベトナム電力公社(EVN)傘下の第3発電総公社は政府の目標をはるかに下回る売却分の2.8%しか買い手がつかなかった。地元サイゴン証券のアナリストは、砂糖やゴムといった商品を扱う企業の株は、投資家にとってベトナム市場の他分野ほど魅力的ではないかもしれないと指摘した。

アナリストは、政府の民営化計画発表後、SOEがIPOや資産売却で発行した株式を市場が消化するには、さらに時間が必要だと指摘する。

ベトナム政府は2018年にSOE64社の上場と181社の資産売却を目指しており、毎月5社のIPOと15社の資産売却を見込んでいる。これには17年から延期された25社のIPOや資産売却は含まれていない。(ハノイ支局)

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