2018年2月19日(月)

自転車保険の加入6割 歩行者が死亡・重傷の事故で

社会
2018/2/15 10:30
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 2017年に自転車がぶつかるなどして歩行者が死亡・重傷となった事故のうち、自転車側の損害保険の加入率は60%にとどまった。警察庁の調査で明らかになった。過去には事故を起こした小学生の保護者が9千万円を超す賠償を求められたケースもあり、注意が必要とされる。

 歩行者の死亡・重傷事故は299件発生。自転車側の運転者は若い年代が多く、24歳以下が過半数を占めた。内訳は10代が全体の37%と最多で、20~24歳が12%、9歳以下が2%だった。

 警察庁によると、保険の加入率は19歳以下の71%に対し25歳以上では56%。家族の自動車保険や火災保険の特約として加入し、就職や結婚で独立後に対象から外れるケースもあるとみられる。

 人身事故のうち自転車が関係する事故は17年に9万407件あり、全体に占める割合は19.1%。相手当事者別では対自動車が84%の7万6036件と大半で、対歩行者は3%の2550件だった。被害に遭った歩行者は65歳以上の高齢者が多かった。

 警察庁は「被害者の救済のため場合によっては多額の賠償を求められることも認識してほしい」として自転車保険への加入を促している。

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