2018年11月20日(火)

イラク復興へ300億ドル支援 国際会議で各国表明

2018/2/15 10:00
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【クウェート=飛田雅則】クウェート政府は14日、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討で荒廃したイラクの再建のため、総額300億ドル(約3兆2千億円)の援助や投資が決まったと発表した。国土復興を話し合う「イラク復興国際会議」で関係国などが支援策を表明した。イラクは2017年にISの戦闘で勝利宣言したが、破壊されたインフラの復興が課題となっている。

会議には70カ国以上や国際機関、投資家が参加した。トルコは50億ドル、サウジは10億ドル、欧州連合(EU)は4億ドル規模の支援を表明。米国も米企業の投資促進のため、輸出入銀行を通じた30億ドルの融資枠を設けた。イランは企業活動を通じた貢献を明らかにした。

イラクのジャファリ外相は14日の記者会見で「国際社会に感謝する。優先順位に従って復興に向けて使いたい」と語った。ただ、イラクが見積もった10年間の復興費用の882億ドルには届かなかった。AFP通信によると外相は「もっと集まると予想していた。失望はしていない」と述べた。

イラク再建の先行きは、資金不足や汚職のまん延で前途多難だ。国内外には「援助資金が有効に活用されないのでは」との懸念も広がる。

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