2018年11月20日(火)

NY株253ドル高、不安心理やや後退 米長期金利は一時2.92%

2018/2/15 9:23
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【ニューヨーク=大塚節雄】14日の米株式市場でダウ工業株30種平均が前日比253ドル高と4日続伸した。朝方発表の1月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回り売りが先行したが、懸念された市場の混乱は再燃せず、不安心理が和らいだ。押し目買いを待っていた投資家が動き、成長期待の強いハイテク株や金利上昇の恩恵を受ける金融株が買われた。

一方、米債券市場ではCPIを受けて米国債に売りがかさみ、長期金利の指標である米10年物国債利回りは午後に一時2.92%と4年1カ月ぶりの高い水準をつけた。

ダウ平均の終値は253ドル04セント(1.0%)高い2万4893ドル49セント。長期金利の上昇で売りが優勢となったものの、売りは長続きしなかった。市場心理を表し、今回の株安を増幅したとされる変動率指数(VIX)が5日の37台から19台に低下。20以上だと不安心理が強い状態を示すが、節目を下回り「押し目買いを誘った」(米証券)。

ダウ平均は4営業日で計1033ドル上昇し、2~8日の下落幅(2326ドル)のうち4割強を戻した。昨年末との比較では上昇に転じた。

米長期金利の上昇への警戒は根強い。節目の3%を超えて上げが加速するようなら市場が再び動揺する懸念はある。VIXの上昇時に膨らむ「機械的な売り圧力も残る」(運用会社)。「ようやく底値を探り始めた段階」(調査会社ストラテジスト)との声も多い。

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