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ミクシィ、子会社の管理体制強化 第三者委の報告受け

チケット転売問題

ミクシィは14日、チケット2次流通サイトを運営する子会社の元社長が詐欺共犯の容疑で京都地方検察庁に書類送検されたことを受け、設置した第三者委員会の調査報告書の内容と対応策を発表した。報告書では企業の信用が下がるリスクに対する配慮が不足していたと指摘。今後は、子会社の管理や内部監査を強化する方針を明らかにした。

ミクシィはチケット2次流通サイト「チケットキャンプ」を運営するフンザ(東京・渋谷)を2015年買収。スマートフォン(スマホ)ゲーム「モンスターストライク」に次ぐ成長の柱と位置付けていた。しかし、高額での転売が問題となり、17年12月にフンザなどが捜査を受け、1月にはフンザの元社長と転売業者が詐欺の疑いで書類送検された。ミクシィは17年12月にチケットキャンプのサービスを5月に終了すると発表した。

第三者委員会の報告書ではフンザの買収については問題がないとしたが、子会社との情報共有が十分でなかったと指摘。ミクシィの森田仁基社長は「報告や会議は行っていたが、企業の信用が低下するリスクなどの議論が浅かった」と認めた。

委員会からの指摘を受け、ミクシィは子会社管理部門の新設と重要な子会社における取締役会の設置、管理担当の取締役の選任を検討する。加えて内部監査室を増員し、監査役室も設置する。また社員に対してはコンプライアンス研修を実施する。今後の事業推進に関しては森田氏は「法律的に問題ないからといって何をしてもいいというわけでない。上場企業としての自覚を持ちながら、影響範囲も加味して正しい判断をしていきたい」と語った。

ミクシィが14日発表した17年4~12月期の連結決算は、純利益が前年同期比35%減の251億円だった。主力のスマホゲーム「モンスターストライク」が苦戦した。広告宣伝などのコスト負担も重かった。チケット転売サイトの事業停止に伴い特別損失を計上したのも響いた。売上高は1354億円と5%減った。

18年3月期通期の業績見通しは従来予想を据え置いた。売上高は前期比3%減の2000億円、純利益は33%減の402億円を見込む。

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