2018年8月18日(土)

パラジウム、品薄で最高値更新も 英製錬大手18年見通し

2018/2/14 21:00
保存
共有
印刷
その他

 製錬大手の英ジョンソン・マッセイは14日、2018年の産業用貴金属の市場動向や価格の見通しを明らかにした。パラジウムはガソリン車の触媒向け需要が旺盛で供給不足が続き、国際価格が一段と上昇すると予測した。プラチナ(白金)は宝飾品向けなどの需要が伸びず、供給過剰からほぼ同値圏にとどまるとの見解を示した。

 パラジウムは指標となるニューヨーク市場の先物価格について1トロイオンス930~1215ドルと予想した。ガソリン車の触媒向けが消費の7割を占める。

 市場調査の総責任者であるピーター・ダンカン氏は「ガソリン車は世界で生産が伸びている。米国や中国の排ガス規制強化で1台あたりの触媒使用量が増加する」と指摘した。その上で「18年も需要は非常に強く供給不足の状態が続く。(1月につけた)最高値を更新する可能性がある」と説明した。

 プラチナの価格見通しは1トロイオンス910~1100ドルと、ほぼ横ばいでの推移とした。需要の4割を占めるディーゼル車の触媒について、欧州の使用量が減少すると予想。総需要の3割を占める宝飾品も、最大市場の中国で利幅が大きな18金を使った商品販売の増加を見込む。「小幅な供給過剰が続く」(ダンカン氏)と分析した。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報