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米ウーバー、10~12月期は赤字縮小 新体制で収益改善

【シリコンバレー=兼松雄一郎】米ライドシェア最大手ウーバーテクノロジーズの2017年10~12月期業績は最終赤字が11億ドル(約1200億円)となり、前の期の14億6千万ドルに比べ縮小した。ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)の下での初の決算で、四半期ベースでは収益に改善の兆しをみせた。

売上高は前年同期比61%増の22億ドルとなり過去最高を更新した。取扱高は前の期比で14%増の111億ドルだった。17年12月通期では、赤字は45億ドル(前年は28億ドルの赤字)に膨らんだ。売上高は前年比約15%増の75億ドルだった。

19年の上場を目指すコスロシャヒCEOは費用の抑制や不採算事業の見直しを進めつつある。1月にソフトバンクグループが筆頭株主となり、この流れは加速している。2月には米グーグル系ウェイモとの自動運転技術の知財盗用訴訟で和解し、資金の流出を抑えた。次の期以降は経営を圧迫していた巨額の訴訟費用が縮小し、さらに赤字幅を圧縮できそうだ。

ただ、競合する米リフトの激しい追い上げに対抗するために割安な月間パスを発行するなど、販促コストも膨らんでいる。東南アジアなど過当競争で利益の出ない市場では現地大手と組むなどして、事実上撤退するかどうかの選択を迫られている。関係者によれば、東南アジア最大手グラブとは既に水面下で交渉を進めている。

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