総裁が突きはなした仮想通貨
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日銀の黒田東彦総裁が仮想通貨を突き放すような発言を増やしている。これまでも「単なる投資や投機の対象」「金融政策に影響があるものではない」などと指摘してきたが、13日には衆院予算委員会で「仮想資産という言い方に変えるべきだともいわれている」と踏み込んだ。通貨と呼ぶことにすら疑義を呈した格好だ。
こうした論調はほかの主要中央銀行トップとも歩調が合っている。「私だったら通貨とは呼ばないな」。欧州中央銀...
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