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投信コラム

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おぱるさん 全世界の株でコツコツ(投信ブロガー)

2018/2/19 12:00
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育児休暇中の会社員opal(おぱる)さん(40代前半の女性)は、夫と1児の3人家族で賃貸住宅に住む。ブログ「インデックス投資女子Around40 Happy Life」では、旅行や子育てなど日常生活での出来事に加え、特段お金持ちでもなく、専門知識もなかった普通のOLが少額から始めた投資体験についてつづっている。自分の投資について情報発信することで、有効な情報入手もでき、投資仲間とのオフ会を毎月主催するまでに至ったという。行動派のおぱるさんに「長期・積み立て・分散投資」の具体的内容を聞いた。

■ブログの情報発信で投信ブロガーとの縁

――投資を始めたきっかけを教えてください。

「2014年の夏頃、久しぶりに定期預金の通帳を持って銀行に記帳しに行った時、その利率のあまりの低さに驚いたのがきっかけでした。小数点以下のゼロが並んでいる利率の数値を見て、ハッと気づきました。『40歳を目前にして、このままでよいのかな』と。漠然と不安になり投資について興味を持ちました」

「投資信託の積み立て投資を始めようと銀行で説明を聞いても、NISA(少額投資非課税制度)の口座開設を薦められるだけだったり、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談しても、積み立て投資のアドバイスの前に保険勧誘を受けたり、薦められる投信は購入手数料がかかり、また信託報酬も1%以上かかるものばかりだったので、しっくりきませんでした。その後、資産運用や投資信託の関連本を購入し、自分なりに勉強してみました」

「そんな時、たまたま立ち寄ってみたネット証券の対面型の相談所で『安定的に資産を増やしたい』という希望を伝え、再度訪問すると、それに見合った資産配分と推奨ファンドを提示してくれました。そのうえ『対面で資産運用のアドバイスを受けながら投信を購入すると購入手数料がかかるが、ネット証券で自分で取引するとノーロード(無手数料)ですむ』という説明を受けたので、ネット証券に口座を開き、提示された内容をベースにして投信の積み立て投資を始めました」

「それと同時に、ブログで投資について発信し始めました。『情報発信すると、役に立つ情報も自然と集まるはず』と考えたのです。そうすると、自分にとって分からないことが、最初はみんながつまずきがちなところだったりして、他の投信ブロガーの方々から色々教わることができました」

「その後は、自分なりに学んだことを基に無リスク資産である現預金を含めた資産全体の配分(アセットアロケーション)を考え直しました(図A)

■世界の経済成長に準じた資産配分

――投資開始時と比較すると債券の組み入れが消えています。

「自分の金融資産を無リスク資産とリスク資産に分けて考えるようにし 、債券は無リスク資産として区分しました。とはいえ、まだ無リスク資産は預貯金のみです。そのうち一部を『個人向け国債・変動10年』に切り替える予定です」

――現在の資産配分の考え方を教えてください。

「株式で運用する投信を世界の株式市場の時価総額比率に準じて組み合わせています。資産配分を世界の経済成長に合わせる形にしておくと、リターンがマイナスになっても、『世界経済自体の調子が良くないのだから、しょうがない』と割り切れるのでは、と考えました」

■インデックス型は値動きの背景が分かりやすい

――どのような投信を購入していますか。

「すべてノーロード(無手数料)で購入可能な指数連動型のインデックスファンドです。 同じようなリターンを出しつつ信託報酬が低いアクティブ( 積極運用)型が見当たらないためです。インデックス型は世界市場の指数に準じているので、上げ下げする自分の資産価格の値動きが把握しやすいかな、と考えました(図B)

「特定口座での月数万円のコツコツ投資に加え、一般NISA口座を使っていましたが、今年1月からは一般NISAをつみたてNISAに切り替え、全世界中の株式に投資するファンドを新たに購入します。つみたてNISAは年間の非課税枠の上限40万円をできるだけ使いきるつもりです」

「一般NISAだと非課税期間が5年と短すぎ、気になってしょうがないので、何も考えずに20年という長期で非課税制度が使える『つみたてNISA』の方が私には合っています」

――ETF(上場投資信託)には投資しないのですか。

「投資を始めたころは日本株指数連動のETFを購入しましたが、ETFは指し値買いができるので『あの値段で買っていればもっともうかっていたのに』と欲が出て値動きが気になってしまい、自分には向いていないなと感じて売却しました」

「全世界の株式に投資する海外ETFを購入しようと思ったことがありますが、税制面など何かと手続きが煩雑そうだったのでやめました」

■オフ会を自ら企画・主催

――オフ会について教えてください。

「ほぼ毎月、自分と先輩ブロガーの2人で主催しているオフ会があり、SNS(交流サイト)で参加者を募っています。これもブログで情報発信してから知り合えた先輩ブロガーの方に発案しました」

「わたしのように経済や投資に特に詳しいわけでもない『普通』の人たちが、気軽にじっくり話し合える会です。人数は毎回10名程度で、投資初心者の方と投資歴の長いベテランが半々ずつくらいになるように設定しています」

――どのような話をしているのでしょうか。

「『低コストの新ファンドが出た』『つみたてNISAはどうするか』など、素朴なことを話し合っています。参加者それぞれのライフステージが異なりますが、各自の立場からの話が聞けてとても参考になります」

「例えばママとしての投資の話や転職したときのDC(確定拠出年金)の扱いなど、押しつけがましいアドバイスではなく『自分はこうしているけど、みんなはどう?』というように情報を共有する場にしています」

■投資初心者は書籍での情報収集がおススメ

――これから投資を始める人はどのような情報を参考にすればよいでしょうか。

「まずは『これなら興味あるかも』といった投資方法について書かれた本を数冊読んでみることをおススメします。ブログやSNSは情報の流れが速く、自分に合った情報を見逃してしまうことがあります。金融機関の窓口相談や各種セミナーも役立つかもしれませんが、その場の雰囲気に判断が左右されてしまう場合もあります」

「書籍なら自分のペースで読み進むことができ、理解できるところ、分からないところをじっくり知ることができるのが大きなメリットです。分からない点の理解を深めるうえでは、投信ブロガーのサイトが参考になるケースが多いと思います」

――若い世代に何かアドバイスはありますか。

「『投資はちょっと怖い』とか、『興味はないけれどみんなが投資しているからやらなきゃいけないのかな』と感じているなら、『無理してまで始める必要はないですよ』と伝えたいです」

「でも『何が怖いのか』『どうして投資しなきゃいけないのか』という点は少しこだわって、投資関連の本を読むなどして掘り下げてみてほしいなとも思います。今や100円から投信が買える時代です。わたしの感覚からすると、パチンコや課金ゲームの方がよっぽど怖い気がします」

(QUICK資産運用研究所 聞き手は望月瑞希、高瀬浩)

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