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ゼロックス大株主が差し止め提訴 富士フイルムの買収

【ニューヨーク=稲井創一】富士フイルムホールディングス(HD)の米事務機器大手ゼロックス買収に反対する大株主による買収阻止を目指す動きが続いている。13日、ゼロックス大株主の投資家ダーウィン・ディーソン氏が富士フHDによるゼロックス買収は不正だとして、差し止めを求める訴えをニューヨーク州の裁判所に起こした。

ディーソン氏は訴訟理由として「透明で公正な入札を行うことにより、適切な企業価値を実現することでゼロックス株主にプレミアムをもたらすべきだ」と主張した。

米報道によると、ディーソン氏が問題視しているのはゼロックスと富士フHD側が、株主にとって重要な契約の存在を隠していた点だ。具体的にはゼロックスが敵対的買収を仕掛けられた場合、知的財産や製造権利など重要資産を富士フHD側に譲渡する契約をあらかじめ両社は交わしていたが、株主は17年間知らされていなかったという。

ゼロックスは13日、「ディーソン氏の主張はメリットがない。(富士ゼロックスとの統合は)複数ある選択肢の中から戦略的な検討を経て選んだもので、会社と株主にとって最善の道」と反論した。

ディーソン氏はゼロックスの第3位株主。前日の12日には、別の大株主である著名投資家カール・アイカーン氏との共同声明で、ゼロックスの株主に対し、買収に反対するよう呼び掛けていた。

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