2018年11月21日(水)

「リスク警戒怠らない」 パウエルFRB議長が言及

2018/2/14 0:54
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【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は13日の就任式典で「金融の安定を脅かすリスクに警戒を怠らない」と述べ、株式市場などの調整局面を注視する考えを示した。一方で「世界経済の回復は力強く、政策金利とバランスシートの両面で正常化の過程にある」と強調し、緩やかな金融引き締めシナリオは維持する意向をみせた。

5日にFRB議長に正式就任したパウエル氏は、13日にワシントンのFRB本部内で就任式典に臨んだ。株価下落など足元の金融市場に直接言及するのは避けたが「いかなるリスクにも警戒し続ける」などと強調した。2008年の金融危機後の規制改革によって「金融システムは資本増強などで、かつてなく強く安全だ」とも主張した。

米経済は成長局面が続いており「物価の安定と雇用の最大化というFRBの目標に、極めて近づきつつある」と述べ、景気動向には自信をみせた。FRBは15年末に利上げを再開し、17年秋には量的緩和で膨らんだ保有資産の縮小にも転じた。パウエル氏は「(金融政策は)緩やかな正常化の過程にある」と主張し、前体制から続く引き締め路線を堅持する意向をのぞかせた。

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