2018年11月13日(火)

シンガポール航空10~12月、62%増益
旅客運賃は下落ペース減速

2018/2/13 22:27
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【シンガポール=谷繭子】シンガポール航空が13日発表した2017年10~12月決算は、純利益が2億8600万シンガポールドル(約232億円)と、前年同期を62%上回った。年末繁忙期が好調で、売上高は同6%増の40億7600万シンガポールドルだった。特に貨物事業は貿易量の回復に押されて大幅に改善した。

旅客数はグループ全体で同8%増えた。本体のシンガポール航空は営業利益が同3%増。格安航空(LCC)子会社のスクートは48%増だった。貨物子会社は営業利益が同66%増えた。

LCCや中東・中国の航空会社との価格競争で運賃の下落が続いているが、シンガポール航空の旅客イールド(旅客1人を1キロメートル輸送して得る収入)は前年同期比1%減と、下落ペースは減速した。

ただ同社は今後の見通しとして、競合他社の値下げ攻勢で「主要路線のイールドの下げ圧力は続いている」とくぎを刺した。石油価格が上昇傾向にあり、最大のコスト要因である燃料の価格も「目先は不安定だ」と予想した。

5月に乗り出した3年間の構造改革については「顧客サービス、収入源の拡大、運航の効率化などの面ですでに実を結んでいる」とした。

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