2018年8月21日(火)

ペンス氏発言が波紋 日本政府、慎重に見極め

2018/2/13 22:49
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 【ワシントン=永沢毅】ペンス米副大統領が米メディアのインタビューで、核・ミサイル開発を進める北朝鮮との対話に柔軟な姿勢を示した発言が波紋を呼んでいる。8~10日に滞在した韓国からの帰国の機内で、米紙ワシントン・ポストの取材に「北朝鮮が対話を望むのなら米国は対話する」「最大限の圧力と関与を同時に進める」などと語った。

 北朝鮮への圧力は続ける一方、非核化に向けた具体的な行動や意思表示がなくても対話を示唆した形だ。同紙は「ホワイトハウスが前提条件なしで対話をするという考え方を認めたのは、極めて重要な意味がある」と評している。

 北朝鮮からの訪朝要請を受けた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は南北首脳会談に向け、米朝対話が必要との立場をとる。ティラーソン米国務長官は12日、「真摯で意味ある対話ができるかは北朝鮮次第だ」と語った。

 一方、日米連携を重視する日本側はペンス氏の発言を慎重に見極める。安倍晋三首相は13日の衆院本会議で「ペンス氏とは平昌でも今後の方策を綿密にすり合わせており、圧力を最大限まで高めていく方針で完全に一致している」と強調した。外務省幹部は同日の自民党会合で、ペンス氏の発言に関し「米国の高官の発言はやや揺れる向きがある。今回の日米のやりとりの中で米国が基本的な政策を変えたとは思っていない」と説明した。

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