2019年7月17日(水)

小中生の体力、女子最高 17年度の全国テスト

2018/2/13 17:42
保存
共有
印刷
その他

スポーツ庁は13日、小学5年と中学2年の全員を対象に実施した2017年度全国体力テストの結果を公表した。小5女子は4年連続、中2女子は3年連続で、いずれも実技8種目の合計点の平均値が08年度の調査開始以降で最高を更新。体育の授業を除いた1週間の運動時間を「60分未満」と答えた割合も減少した。小5と中2の男子の平均値はおおむね横ばいだった。

運動習慣が少ない層は女子に多く、各地の学校では休み時間に全校で外遊びをする活動をしたり、生徒会主催でレクリエーション大会を行ったりして運動時間の確保に努めている。同庁は「こうした地道な取り組みが女子の結果を底上げし、平均値の上昇にもつながった」と分析している。

合計点(80点満点)の平均値は小5女子が55.72点(前年度55.54点)、中2女子が49.80点(同49.41点)。小5男子は54.16点(同53.93点)、中2男子は41.96点(同42.00点)だった。

運動時間を「60分未満」とした割合は、小5男子が6.4%、中2男子が6.5%だったのに対し、小5女子11.6%、中2女子19.4%で女子が大きく上回った。ただ、女子はここ数年でこの割合が大きく減少し、13年度と比べると小5で9.4ポイント、中2で10.4ポイントそれぞれ改善した。

種目別の平均値をみると、中2女子は握力とボール投げの2種目を除きこれまでの記録を更新。小5女子も50メートル走など4種目で過去最高だった。小5男子は上体起こしなど3種目で過去最高だったが、ボール投げは低水準。中2男子は前年度に続き握力とボール投げが過去最低となった。

中2生が小5だった3年前の調査結果との比較分析では、中学進学に伴い運動時間が増える生徒と減る生徒が二極化し、女子は男子に比べ減る生徒の割合が高かった。

体育の授業などの充実に向けた工夫をしている学校ほど運動時間の改善がみられ、スポーツ庁の担当者は「競技性の高いスポーツでなく、楽しむことに重点を置いた『ゆるめの部活動』の設置も促していきたい」と話している。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。