2018年2月24日(土)

ニチイ学館、フィリピン人家政婦の研修開始

サービス・食品
2018/2/13 15:56
保存
共有
印刷
その他

 ニチイ学館は13日、国家戦略特区の枠組みで受け入れたフィリピン人の50人の家政婦の研修風景を公開した。千葉県柏市にある同社の研修センターで調理師による和食の調理研修を実施。職員らは19日から東京都内と神奈川県内で掃除や洗濯、調理などのサービスを始める。

研修センターで和食の調理法を学ぶ(13日、千葉県柏市)

 「『ショウユ』を取ってもらえませんか?」。研修センター内でフィリピン人の職員が6~7人ずつのグループに分かれて和食の調理法を学ぶ。この日のメニューはひじきの煮物、きんぴらごぼう、そして牛肉のしぐれ煮だった。

 職員のリアニサ・C・コーネリオさん(24)は「見たこともない料理だったけれど、何とか調理できた。緊張しているが、働くのが楽しみ」と話した。研修では調理のほかにも日本のマナーや文化、和室特有の掃除方法などを学ぶ。

 フィリピン人の職員らは今月1日に来日。2週間ほどの研修を経て、19日からまず東京23区内と横浜市内を中心にサービスを始める。さらに20人が3月に来日するなど今後も受け入れを進める。対象範囲も大阪府内などに広げていく。

 政府は国家戦略特区を活用し、2015年末に外国人の家事代行サービスを解禁した。パソナ(東京・千代田)やダスキンなどが先行して提供している。ニチイのサービスはフィリピン人職員が2人1組で働き、短時間で効率良く作業ができるという。利用料金は1時間で8078円。まず年間で10億円程度の売り上げを目標にする。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報