2019年5月26日(日)

南ア大統領に辞任勧告 与党、退陣不可避の情勢

2018/2/13 10:37
保存
共有
印刷
その他

【ケープタウン=共同】南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)の最高意思決定機関は12日、汚職疑惑や景気低迷で国民からの退陣圧力が強まるズマ大統領に対し、48時間以内に辞任するよう勧告した。国営放送が報じた。

ズマ氏の任期は2019年までで、同氏は辞任の交換条件として汚職疑惑での訴追免除などを求め交渉は難航。ズマ氏が辞任勧告に従わなくても、野党が近く議会に提出予定の不信任決議案にANCも賛成するとみられ、退陣は不可避の情勢となった。

昨年12月にANC議長に当選し、次期大統領の最有力候補となったラマポーザ副大統領は11日、南西部ケープタウンで党員を前に「国民がこの問題の決着を望んでいるのは分かっている」と演説し、ズマ氏を早期に退陣させると強調していた。

ANC前議長のズマ氏は党内で求心力を失い、汚職撲滅を掲げるラマポーザ氏に早期の大統領就任を望む声が高まっている。

ズマ氏は故マンデラ元大統領と共に白人政権下でアパルトヘイト(人種隔離)に抵抗した元闘士。09年に大統領に就任して以降、インド系富豪との癒着などが報じられ、辞任を求めるデモが相次いだ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報