2019年4月20日(土)

はれのひ被害者、やり直し成人式 東京・八王子で

2018/2/12 22:07 (2018/2/12 22:12更新)
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振り袖の販売・レンタル業「はれのひ」(横浜市)が成人式当日に突然営業を停止した問題で、着物業者ら有志は12日、晴れ着を着られなかった新成人を祝福するイベントを東京都八王子市内で開催した。被害に遭った新成人などが振り袖に身を包み、やり直しの成人式や記念撮影に臨んだ。

実行委員会代表の西室さん(中)と晴れ着姿を喜ぶ新成人(12日、東京都八王子市)

イベントを企画したのは着物業者ら有志でつくる八王子成人式プレゼント実行委員会。はれのひ八王子店を利用して被害に遭った人が対象で、会場は成人式当日と同じオリンパスホール八王子にした。

この日は今年成人式だった24人のほか、2019、20年の成人式で同店を利用する予定で被害に遭った42人も参加。実行委員会側が振り袖約140着を用意し、12日午前から約200人のボランティアが市内のホテルで計66人に着付けやメークなどをした。

着付け後に記念撮影した写真はアルバムにして参加者に贈られる。振り袖のレンタル、着付け、撮影費などはすべて無料とした。

やり直しの成人式には新成人のうち10人が参加。大学2年の女性(20)は「自分の着たい着物を選んで晴れやかな気持ちで式に臨めた」とほおを緩めた。別の女性(20)は「こういう会を開いてくれるような優しい大人になりたい」と笑みを浮かべた。

実行委員会代表で着物業の西室真希さん(36)は「当日泣き崩れた人を見て、どうにか笑顔にしたいと思った」という。振り袖を着た新成人らを見て「笑顔を取り戻せて本当に良かった。企画に協力してくれた全ての人に感謝したい」とほっとした表情だった。

「はれのひ」を巡っては、振り袖を予約していた同市や横浜市の利用者らが成人式当日に晴れ着を着られない事態が発生。行方不明となっていた同社社長が1月26日に記者会見して謝罪した。横浜地裁が同日、破産手続きを開始。同社が保管していた振り袖計約1200着は順次、被害者に返却されている。

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