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スイングの最も大切な基本、オフに見直す(4)

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2018/2/19 6:30
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 体の故障によりトーナメントの第一線から身を引き、大学でゴルフ理論を学び直し、日体大の講師とゴルフ部監督、武蔵丘短大講師として大忙しの江原清浩プロが、アマチュアのためにオフの練習法を教えてくれた。そこにはオフだからこそやらなければならない、基本の見直しとそれをしっかり身につける方法があった。
(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.37」から)

──この練習アイアンよりも軟らかいシャフトが装着されたものを使ったことがありますが、まったくボールが打てませんでした。ヘッドが戻るまで待つことができないわけです。でも、こうした軟らかいシャフトの練習クラブを使うと、自然と手の動きを止めてヘッドが戻ってくるのを待つことが覚えられるため、ヘッドを走らすことができるようになります。

江原 クラブを速く振ろうとすると、手を速く振ってしまうアマチュアが多いのですが、速く振らなければいけないのはクラブなわけです。そのためには手はインパクト直前から一瞬止まらなければならない。それを覚えるのに、本当によい練習用のクラブだと思います。

──余っているアイアンで、シャフトを軟らかいものに交換してもいいですね。

両手に軍手をはめ、ダウンジャケットを着込む。9番アイアンでハーフスイングする

両手に軍手をはめ、ダウンジャケットを着込む。9番アイアンでハーフスイングする

江原 自分でもつくろうと思えばつくれますね。そして、次にやってほしいのが軍手をはめ、ダウンジャケットも着て、9番アイアンを使ってボールを打つというものです。ダウンジャケットを着るのは手や腕を使いにくくするためです。ダウンジャケットを着て練習しても冬ならおかしくないですよね。防寒もできますし、ぜひやってみてください。

──その9番アイアンはどう振りましょうか?

江原 ボールはティーアップします。マットに置くとダフってもクラブのソールが滑ってうまく打ててしまいます。ティーアップすればレベルにスイングできないとうまくヒットできないためにあえてそうするわけです。ボールは9番アイアンなので、体の真ん中に置きます。つまり、構えたときに鼻やあごの下にボールがある感じです。頭が垂れないようにボールを下目遣いにして見ること。最初にお話しした理にかなったグリップと構えをして、ボールを打ちます。ダウンジャケットを着ていますし、ハーフスイングでボールを打ってみます。腰から腰の高さでゆったりと体を回して打ちます。

──いわゆるスイングのビジネスゾーンというやつですね。

江原 この部分がしっかりとした軌道になれば、フルスイングしてもうまく振ることができます。とにかくハーフスイングで一球一球、ボールの感触を確かめながら打ってみましょう。ティーアップしていてもよい感触を残すことが大切です。この感触はすくい打っていては決してよいものにはなりません。そのためには右手の平が下を向くように打ち、ボールをヒットしてから、ボールの先にあるマットを擦るように打ちます。

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