2018年5月20日(日)

韓国大統領、北朝鮮代表団と会談 金正恩氏妹も出席

2018/2/10 11:05 (2018/2/10 13:26更新)
保存
共有
印刷
その他

 【ソウル=山田健一】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、平昌冬季五輪の開会式出席のため訪韓した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長ら高官代表団とソウルの大統領府で会談した。

 韓国大統領府によると、会談は午前11時(日本時間同)過ぎに始まった。北朝鮮側は金与正氏のほか、代表団を率いる朝鮮労働党序列2位の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長ら計4人が出席した。

 会談の冒頭、文大統領は代表団4人とそれぞれ握手。文氏は9日の開会式に触れ、「寒いなか夜遅くまでお疲れ様でした」と金与正氏らに話した。同氏は「大統領が配慮してくださったので大丈夫です」と応じた。文氏と代表団は会談後に昼食をともにしたという。

 韓国メディアは会談で北朝鮮の代表団が文氏に正恩氏の親書を渡したり、訪朝を招請したりする可能性があると報じている。一方、文氏は朝鮮半島情勢の緊張緩和に向けた取り組みを求めたとみられる。

 北朝鮮は正恩氏が1月の「新年の辞」で平昌冬季五輪の参加検討を表明して以降、南北対話への関心を強めている。10日の会談でも対話推進がとりあげられた可能性がある。

 金与正氏は9日に高官代表団の一員として専用機で韓国入りした。北朝鮮の最高指導者親族の公式な訪韓は初めて。同日の開会式でも文氏と握手する場面があった。

 北朝鮮は南北融和ムードを演出する一方で、8日の軍事パレードで昨年11月に発射した新型の「火星15型」とみられる大陸間弾道ミサイル(ICBM)を公開するなど核・ミサイル開発を続ける姿勢を崩していない。米韓合同軍事演習の中止も要求している。日米などは、韓国による北朝鮮との対話への過度な傾斜を警戒している。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報