2018年8月17日(金)

NY株330ドル高、荒い値動き続く 週間下げ率2年ぶり大きさ

2018/2/10 8:40 (2018/2/10 12:31更新)
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 【ニューヨーク=山下晃】9日の米国株式市場ではダウ工業株30種平均が前日比330ドル高と大幅に反発した。1月下旬につけた最高値からの下落率が一時10%を超え、値ごろ感も出てきたことから買い戻しの動きが優勢になった。ただ高値と安値の値幅は1000ドルを超え、荒い値動きが続いている。市場の動揺が収まるにはまだ時間がかかりそうだ。

 ダウ平均の終値は前日比330ドル44セント(1.4%)高い2万4190ドル90セントだった。週間ベースでは1330ドル(5.2%)安となった。下げ率は中国景気の先行きに不透明感が台頭した2016年1月以来ほぼ2年ぶりの大きさとなった。

 9日のダウ平均は取引開始直後は高く始まったが、その後急落。前日比の下げ幅は一時500ドルに達した。取引終了時間にかけて企業の自社株買いや年金などの長期投資家とみられる買いが入り、約520ドル高まで上昇する場面もあった。

 一方、米長期金利は上昇した。米10年物国債利回りは前日比0.03%高い(価格は安い)2.85%で取引を終えた。株式相場の反発を受け安全資産とされる米国債には売りが優勢となった。前日に英中央銀行が利上げ加速を示唆したことを受けて上昇した米長期金利が、この日は比較的落ち着いて推移したことも株式市場の追い風となった。

 米原油先物相場は6日続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート、期近物)は前日比1.95ドル安い1バレル59.20ドルで取引を終えた。米国の石油掘削装置の稼働数が大幅に拡大し、需給悪化が警戒された。一時58.07ドルとほぼ1カ月半ぶりの安値をつけた。

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