2018年8月16日(木)

アマゾン、自前の配送ビジネスに本格進出か
フェデックスやUPSなどに打撃

2018/2/10 8:23
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 【シリコンバレー=中西豊紀】米アマゾン・ドット・コムが自前の配送網をつくり荷物を荷主から顧客に直接届けるサービスを検討していることが分かった。米メディアが報じた。同社は現在米物流大手のフェデックスやUPSに配送を委託しているが、これを自ら手掛ける動き。実現すれば既存の他社を押しのける「アマゾン効果」が物流にも及ぶことになる。

 米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)が第一報を伝えた。数週間以内に米ロサンゼルスで運用を始める見通し。アマゾン傘下の配送チームが事業者から荷物を受け取り、それを直接顧客に届けることを検討しているという。すでにアマゾン経由で商品を売っている事業者が対象になるもようだ。

 アマゾンはリースした飛行機40機を使う形での自前の配送網の整備を始めているほか、一部都市部では自前のトラック配送も実施している。アマゾンは報道の真偽について明らかにしていないが、米メディアでは価格がフェデックスやUPSを下回るとの指摘もある。

 報道を受けフェデックスの株価は前日比で1.65%、UPSは2.64%それぞれ下落した。2社にとってアマゾンは超大口の顧客だが、アマゾンにとっては配送コストの削減は長年の課題だった。互いに持ちつ持たれつだった物流の世界でも、アマゾン効果が影を落とし始めている。

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