2018年8月21日(火)

岡山市内のバス新路線、競合に認可、両備は反発

2018/2/10 1:31
保存
共有
印刷
その他

 中国運輸局は、タクシー事業を手掛ける八晃運輸(岡山市)が岡山市中心部で運行する循環バス「めぐりん」の新路線開設申請を8日付で認可した。新路線は岡山市東部の西大寺地区を発着点にJR岡山駅前などを循環して結ぶ約24キロ。同路線をめぐっては、競合する両備グループが「認可されると、赤字路線が維持できなくなる」と反発。8日までに、赤字路線のうち31路線の廃止届を運輸局に提出していた。

 認可された新路線は午前7時前から午後6時台まで平日51便、土日祝日48便。58の停留所を設ける。運賃は市中心部が100円で、それ以外は250円と、両備グループの400円より割安に設定した。八晃運輸は2012年にバス事業に参入し、現在は市中心部で100円均一を中心とした5路線を運行している。同社は「計画していた17年10月の運行開始が遅れており、認可を機に準備を進めていきたい」としている。

 一方、両備クループの小嶋光信代表は9日、運輸局の認可について「国や自治体、市民とともに考えなければならない大事な問題ではと問いかけたが、なにゆえ急いだのか真意がわからない」とのコメントを発表した。小嶋代表は、八晃運輸の新路線が認可されなければ、31路線の廃止届を取り下げるとしていた。

 両備グループの岡山でのバス事業は、「30~40%の黒字路線で、残りの赤字路線を維持」している状況。道路運送法の改正が必要として、新規参入などには自治体や事業者、住民らとの協議が必要だと訴えていた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報