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日本、長野超えへ最強布陣 メダル2ケタ狙い一丸

2018/2/9 20:50
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地元開催でメダル10個(金5、銀1、銅4)の獲得に沸いた1998年長野五輪から今年で20年。今季の日本勢は金メダル数、メダル総数とも冬季五輪の最多を記録した長野の成績を上回りそうな勢いを見せている。「冬季五輪最強チーム」として新しい歴史を刻むチャンス到来だ。

開会式で入場行進する高梨沙羅選手(写真中央)ら日本選手団(9日夜、平昌)=上間孝司撮影

開会式で入場行進する高梨沙羅選手(写真中央)ら日本選手団(9日夜、平昌)=上間孝司撮影

スポーツデータの分析、提供を行う米グレースノート社が7日に発表したメダル予測では日本のメダル総数は14、金は3。スピードスケート女子500メートルの小平奈緒(相沢病院)と同団体追い抜き、さらにノルディックスキー複合の渡部暁斗(北野建設)が個人ラージヒルで頂点に立つと予想している。

今季、各競技のワールドカップ(W杯)を制した日本選手は、金メダル予想の3つのほかに7人いる。スピードスケートでは女子1500メートルと3000メートルの高木美帆(日体大助手)、マススタートの佐藤綾乃(高崎健康福祉大)。スノーボードでは男子ハーフパイプの平野歩夢(木下グループ)と戸塚優斗(ヨネックス)、女子ビッグエアの岩渕麗楽(キララクエストク)。スキーではモーグル男子の堀島行真(中京大)、ジャンプ男子の小林潤志郎(雪印メグミルク)だ。

最終調整する(右から)高木美帆、菊池彩花、佐藤綾乃=共同

最終調整する(右から)高木美帆、菊池彩花、佐藤綾乃=共同

有力選手が集う舞台が、五輪前には6選手によるグランプリファイナルしかないフィギュアスケートには昨年の世界選手権男子金の羽生結弦(ANA)と銀の宇野昌磨(トヨタ自動車)がいる。

16歳の岩渕と戸塚ら、経験は浅いながらも伸び盛りな若手もいれば、連続メダルを狙う羽生、平野、渡部暁のような世界を見渡しても「ビッグネーム」といえる存在もいる。3大会目となる31歳の小平を含め、年齢構成で見たバランスもいい。日本選手団の斎藤泰雄団長も「最強の布陣で平昌に臨めると思っている。素晴らしい結果がついてくると期待を膨らませている」と語る。

今季の成績が五輪に直結するわけでないが、特定のエースに頼るしかなかったかつての日本の冬季競技とは陣容の厚みが違う。1000メートルでも金メダルを狙う小平の最大のライバルは高木美かもしれない。そういう日本人対決の図式もいくつかある。日本人による「金・銀」が実現すれば「金・銀・銅」を独占した72年札幌大会の男子ジャンプ以来となる。そんな野望も抱きたくなる17日間の始まりだ。

(田中克二)

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