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ホームステイで五輪海外客「おもてなし」 江陵で体験

平昌五輪
社会
2018/2/10 7:00
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 【平昌=桜田優樹】9日に開幕した平昌冬季五輪の氷上競技会場、江陵(カンヌン)では海外からの観光客が地元住民の自宅に宿泊できるホームステイが企画されている。韓国流の「おもてなし」を体験してみた。

パク・キファンさん(右端)の自宅で振る舞われた朝食(韓国・江陵)=山本博文撮影

江陵のホームステイで、提供された朝食。チャプチェ(奥)、牛肉とワカメのスープ(手前)など

 1月30日、ホストファミリーの朴琪煥(パク・キファン)さん(73)の自宅を訪れた。到着は午後10時すぎ。それでも「ようこそ」と6年前から習っている流ちょうな日本語で出迎えてくれた。

 氷点下20度前後の厳しい冷え込みが続く中、部屋の中は韓国の床暖房「オンドル」のおかげで温かい。大判のブランケットに足を入れながら床の上で車座になるのが韓国流のだんらんで、いれたてのゴボウ茶を飲みながら身の上話を語り合う。

 朴さんは妻の金一女(キム・ヨジョン)さんと二人暮らし。2人の子供は自立し、「空き部屋が役に立ったら」とホスト役に名乗り出たのだという。

 寝室には観光案内や五輪のガイドブックのほか、ペットボトル2本を準備。「布団の上げ下げまでの至れり尽くせり」だった。

 起床すると、食卓にはチャプチェ(春雨いため)、マスの塩焼き、牛肉とワカメのスープなどが並んだ。「豪華ですね」。そう尋ねると、「韓国は誕生日を朝からごちそうで祝う」と朴さん。この日は偶然にも妻の69歳の誕生日だった。

 1泊5千ウォン(約500円)で期間中、世界から約220人が利用するという。韓国の習慣や文化に触れることができたことは思い出に残る滞在だった。2年後に東京五輪を迎える日本にとって、市民一人一人が国際交流を図るうえで、ホームステイは貴重な「おもてなし」の機会となりそうだ。

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