2018年2月22日(木)

米軍オスプレイ部品が落下 沖縄、重さ13キロが島漂着

九州・沖縄
社会
2018/2/9 16:15 (2018/2/10 0:24更新)
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 9日午前、沖縄県うるま市の伊計島の海岸に、米海兵隊普天間基地(宜野湾市)に所属する輸送機オスプレイの重さ約13キロの部品が流れ着いているのが見つかった。在日米海兵隊(司令部・沖縄)は同日夜、飛行中のオスプレイが海上に落下させたと認めた。沖縄では米軍機の部品落下や不時着トラブルが相次いでおり、県は海兵隊にオスプレイの飛行停止などを求めた。

沖縄県うるま市の伊計島の海岸に流れ着いた米軍輸送機オスプレイの部品(9日、真崎元多さん提供)=共同

 沖縄県や県警によると、部品は縦約70センチ、横約100センチ、幅約65センチの半円形。9日午前9時ごろ、伊計島西側の大泊ビーチ近くの海上で浮いているのをビーチの男性従業員が見つけ、砂浜に引き上げた。海兵隊は防衛省沖縄防衛局に対し、普天間基地所属のオスプレイの右側エンジンにある空気取り入れ口の部品だと説明した。

 沖縄防衛局は、同機が8日午前に普天間基地へ着陸したのを確認。海兵隊は同日、部隊から落下の報告があったとしている。

 翁長雄志知事は記者団に普天間基地所属機の事故が相次いでいるとして「再びこうした事故を起こしたことに強い憤りを禁じ得ない」と批判。県は海兵隊側に電話で、沖縄の全航空機の緊急総点検も要求した。防衛省の中嶋浩一郎沖縄防衛局長は、ニコルソン在日米海兵隊司令官(在沖縄米軍トップを兼務)に遺憾の意を伝え、再発防止と原因究明を求めた。

 伊計島では今年1月、普天間所属のUH1多用途ヘリコプターが島東側の海岸に不時着した。伊計自治会の玉城正則会長(61)は「沖縄の空を米軍が管理している状況を改めない限り、同じことは何度でも起きる」と話した。〔共同〕

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