2018年4月19日(木)

「セブンカフェ」安住せず 3月にコーヒー豆増量

小売り・外食
2018/2/9 15:00
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 セブン―イレブン・ジャパンは9日、いれたてコーヒー「セブンカフェ」を3月から刷新すると発表した。1杯に使うコーヒー豆の量を約1割増やす。日本マクドナルドが1月にカフェラテを値下げするなど、外食各社もコーヒーの需要取り込みに躍起。成長市場のいれたてコーヒーを巡り、コンビニエンスストアやファストフード店による顧客争奪戦が一段と激しくなる。

3月から「セブンカフェ」のコーヒー1杯に使うコーヒー豆の量を約1割増やす

 セブンは今回の刷新で豆の焙煎(ばいせん)方法も変え、コーヒーの深いコクや香りを引き立てるという。レギュラーサイズ1杯100円など刷新後も価格はすべて据え置く。既存のコーヒーマシンで対応し、3月上旬から全国で販売する。2013年にセブンカフェを本格展開して以来、初めての全面刷新になるという。

 17年2月に販売を始めたカフェラテの効果もあり、セブンカフェは18年2月期の販売数量が前期比で約1割多い10億杯超となる見通し。19年2月期は通期で11億杯、発売開始からの累計では50億杯の達成をめざす。

 集客力の高いコーヒーはほかのコンビニも力を入れている。ローソンは「マチカフェ」のブランドで約20種類のコーヒーを販売。ファミリーマートも「ファミマカフェ」として展開し、17年10月にはブレンドコーヒーに使う豆を2種類から4種類に増やした。

 コンビニに押されまいと外食各社も手を売っている。日本マクドナルドは1月、09年から販売するカフェラテを初めて刷新。Sサイズの価格を150円と従来より50円引き下げ、コンビニのコーヒーの価格に近づけた。

 大手カフェチェーンは本格的な味わいを売り物とする店舗を相次いで開業。ドトール・日レスホールディングスは17年10月、客の注文を受けてから蒸気圧の変化を利用してゆっくりとコーヒーを抽出するカフェ1号店を開いた。スターバックスコーヒージャパン(東京・品川)も17年4月から1杯1000円前後の希少なコーヒーを提供する「リザーブ・バー」を併設する店舗を展開する。

 コンビニコーヒーのけん引もあって、コーヒー市場は成長が続く。全日本コーヒー協会(東京・中央)によると、16年のコーヒー消費量は47.2万トンとなり、4年連続で過去最高を更新した。

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