2018年7月19日(木)

7/19 1:00更新 マーケット 記事ランキング

  1. 1位: 本田圭佑氏「金融の慣習にとらわれないファンドに」[有料会員限定]
  2. 2位: 割安電機株に上昇サイン 景況改善や稼ぐ力に着目[有料会員限定]
  3. 3位: 東証大引け 4日続伸 円安好感、利益確定売りで伸び悩む
  4. 4位: 円独歩安113円台 関心は再び金利差に[有料会員限定]
  5. 5位: サッカーの本田選手がVBファンド設立、米俳優W・スミス氏と110億円規模[有料会員限定]
時価総額(普通株式ベース)
  • 東証1部 6,596,681億円
  • 東証2部 98,848億円
  • ジャスダック 104,289億円
東証1部全銘柄の指標
連結前期基準予想
純資産倍率 1.33倍 --
株価収益率14.65倍15.11倍
株式益回り6.82%6.61%
配当利回り1.65% 1.69%
株式市場データ

最新の市場情報

「※」は20分以上遅延
日経平均株価(円) 22,794.19 +96.83
日経平均先物(円)
大取,18/09月 ※
22,800 +80

[PR]

マーケットニュース

フォローする

仮想通貨と金融システム(十字路)

2018/2/13 11:30
保存
共有
印刷
その他

 仮想通貨交換業者コインチェックから580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出したことが話題になっている。仮想通貨は、特定の管理者をおかず、参加者が共同管理するインターネット上のデジタル通貨として注目される。一方、管理・取引インフラの脆弱性や価格変動率の高さなど様々な問題も指摘されている。10年前には存在しなかった仮想貨幣が、暗号化技術の進歩があったにせよ、短期間のうちに存在感を高めている背景はどこにあるのだろうか。

 お金がお金であるゆえんは、「皆がお金として認めるか否か」という受容性にある。2009年に登場した「ビットコイン」を筆頭に、多種多様な仮想通貨が急速に広まったのは決済や送金費用が安い、世界中で両替することなくどこでも使えるといった利便性にある。そして発行上限が限られているため、インフレなど価値が減価しにくい、自国通貨の不安定要因から分離できるといった価値の保全機能、さらには投機的な魅力なども相まって受容範囲が広がってきたといえよう。

 しかし、個人的にはそれだけが理由とは思えない。国の制度の枠組みの中にある従来の金融システムとは全く異なる、自律的で多様なビジネスへの拡張性を秘めた金融インフラを、いわば普通の人たちが共創する取り組みへの期待感が底流にあると推察する。

 政府が信用の裏付けとなって中央銀行が発行する法定通貨が、お金の絶対的地位を築いた時期は、3000年ともいわれるお金の歴史かれみればごくわずかの期間にすぎない。お金は時代によってかたちを変えてきた。この10年の仮想通貨のうねりは、中央集権的に力を持つ者が独占管理する金融システム、その金融が中心的な役割を担う経済システムの変化を示唆する潮目ではないかと感じている。

(鎌倉投信社長 鎌田恭幸)

マーケットニュースをMyニュースでまとめ読み
フォローする

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

新着記事一覧

読まれたコラム