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ツイッターの10~12月、上場後初の黒字 コスト削減で

【シリコンバレー=兼松雄一郎】米ツイッターが8日発表した2017年10~12月期決算は、最終利益が9107万ドル(約100億円)で上場後初の黒字となった。開発の先行投資で赤字が続いてきたが、コスト削減で利益が出る体質になった。実質的な収益性の目安である、売上高に対する償却前利益の比率は過去最高を更新した。

同社は13年11月のニューヨーク証券取引所上場後、最終赤字が続いていた。17年10~12月期の利益が市場予想を大幅に上回ったことを好感し、同日の米株式市場で同社の株価は前日終値と比べ一時約30%上昇した。

ツイッターの17年12月末時点の月間利用者数は前年同期比4%増の3億3千万人。直前の四半期末からは横ばいだったが、偽アカウントや自動投稿アカウントを積極的に排除した結果だという。

毎日利用する人は、前年同期比で12%増となった。前の四半期末に比べて伸び率は2ポイント落ちたものの、5四半期連続で前年同期比2桁増という高い伸びは続いている。

広告をクリックする比率は向上しており、コアな利用者を中心にツイッターを通じたやりとりの頻度は増している。

売上高は前年同期比2%増の7億3156万ドルとなった。広告サービス数の絞り込みで減収が続いていたが、1年ぶりに増収となった。広告収入は1%増となった。

研究開発や販促を重点分野に絞り、コストを削減してきた効果も出た。消費者にアプリをインストールするといった反応を促す広告、ネット通販との連携などの分野を縮小。外部のソフト開発者向けツールを開発する部門は17年に米グーグルに売却した。

地域別の売上高はアジアなど米国外が17%増となった。日本が好調だったほか、中国企業の海外進出の販促需要が急成長しているという。一方、米国は8%減だった。データの卸販売などその他の収入は10%増だった。

決算発表後の電話会見でジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)は「入力文字数制限の緩和などの使いやすさ向上で利用が活発化している」と語った。

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