2018年8月15日(水)

トヨタ春季労使交渉「大変厳しく」 労組の西野委員長が会見

2018/2/8 22:24
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 トヨタ自動車労働組合(西野勝義執行委員長、約6万8千人)が8日、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分で3千円を要求することを正式に決めた。愛知県豊田市で記者会見した西野氏は「自動車産業を取り巻く環境は激しく交渉も大変厳しいものになる」と2018年春季労使交渉の見通しを示した。主なやり取りは以下の通り。

記者会見するトヨタ自動車労働組合の西野勝義執行委員長

 ――トヨタの18年3月期は最高益を更新する見通しです。交渉に与える影響はどうでしょうか。

 「会社から業績の正式な説明は受けていないが、要求水準は収益だけに左右されるわけではない。円安効果が大きい。この認識をもって交渉にあたりたい」

 「(ベア要求で)3000円を切るとこれまでのグループ各社の『ベアトヨタ超え』といった動きを冷ますリスクもある。リーダーユニオンとしての役割は考慮した」

 ――前年の交渉では家族手当拡充分の前倒し実施という考え方がでてきました。

 「それありきで交渉に臨むわけではない。それぞれに行き渡るような賃金改善が基本だ」

――安倍晋三首相が旗振り役となって政府や経団連が「3%賃上げ」を促しています。

 「賃上げムードを高めることは特段否定するものではないが、要求を決めるうえで意識はしていない」

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