2018年8月20日(月)

銀座の公立小、制服にアルマーニ 一式揃えて9万円

2018/2/8 18:14
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 東京・銀座にある中央区立の泰明小学校がイタリアの高級ブランド「アルマーニ」がデザインを監修した標準服(制服)を4月から導入することが8日わかった。上着やシャツ、ズボンや帽子など最低限必要なものに加え、靴下やセーター、洗い替えのシャツなどを買い揃えると9万円程度になる。

東京・銀座にある中央区立泰明小学校(8日)

東京・銀座にある中央区立泰明小学校(8日)

 標準服は着用が強制ではないが、区の教育委員会によると、泰明小では大半の児童が指定された標準服を着ており、事実上、制服に近い。一部の保護者からは価格や選定プロセスを巡り、批判が出ているという。

 アルマーニ監修の服は最低限必要な上着やシャツ、ズボンや帽子で、男子は約4万4000円、ブラウスやスカートが必要な女子は約4万6000円。4月に入学する新1年生のみが着用し、在校生は従来の服を着る。従来の服は男子が約1万8000円、女子が約2万円で、保護者の負担は2.5倍程度に増える。

アルマーニがデザインを監修した泰明小の新しい標準服

アルマーニがデザインを監修した泰明小の新しい標準服

 区教委によると、標準服の変更は泰明小の校長のアイデアで進められ、アルマーニがデザインの監修を引き受けた。昨年9月時点で学校から保護者に変更を伝えたが、価格が明らかになった11月以降、一部の保護者から「十分な説明がない」「子どもは一人ではなく負担が大きい」などと批判が出ているという。

 区教委は「保護者らの十分な合意がなされていないのが一番の課題。公教育なので泰明小を選択できないということがあってはならない。きちんとケアしていきたい」としている。

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