2018年10月20日(土)

ナフィアス、薄く軽いN95規格のマスク開発

2018/2/8 21:00
保存
共有
印刷
その他

信州大学発ベンチャーのナフィアス(上田市)はナノファイバーを使い世界最高水準の薄さと軽さを実現したN95規格のマスクを開発した。米国の国立労働安全衛生研究所(NIOSH)の認証を1月に取得し、3月から医療機関や粉じんが発生する生産現場向けなどに発売する。

「ナフィアスN95」は薄さと軽さが特長

N95はNIOSHが定めた基準で、0.3マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルの試験粒子を95%以上捕集できる性能を示す。ナフィアスは信大繊維学部などの協力で新たなナノファイバー素材を開発。世界市場で販売されている従来品と比べて最大で約70%薄型化し、約60%軽量化したマスクを作り上げた。薄型化により呼吸がしやすく蒸れにくくなり、声も通りやすい。

医療機関や製造現場のほか、感染症のパンデミック(世界的大流行)対策として空港や学校・官公庁での備蓄向けに販売する。価格は1枚160~180円を予定し「当面は年間で数十万枚、将来は百万枚単位で販売したい」(渡辺圭社長)という。

信大国際ファイバー工学研究所の金翼水准教授のナノファイバー量産技術を基本にナフィアスが加工技術や用途開発をし、亀山製絲(三重県亀山市)がナノファイバーを製造する。14~16日に東京ビッグサイト(東京・江東)で開く国際ナノテクノロジー総合展・技術会議の信大ブースで製品を展示する。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報