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資生堂の17年12月期、純利益30%減に上方修正 高級化粧品が好調

2018/2/7 20:30
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 資生堂は7日、2017年12月期の連結純利益が前の期比30%減の225億円になったと発表した。84%減の50億円とした従来予想を175億円上回った。国内やアジアで利益率の高い高級化粧品の販売が伸びた。米国の税制改正に伴い税負担が減ったことも利益を押し上げた。

 売上高は18%増の1兆50億円と従来予想を200億円上回った。インバウンド(訪日外国人)需要が旺盛で高級化粧品の販売が伸びた。インバウンド売上高は580億円程度と前の期に比べ7割増えたもようだ。

 インバウンドの好調に加え、中国現地やアジア各国の免税店で中国人の需要を取り込む施策も奏功。高級化粧品ブランドと位置付ける「SHISEIDO」が1300億円、「クレ・ド・ポー ボーテ」が1000億円の売り上げ規模に達した。6月に投入したシワ改善効果のある化粧品も11月末時点で従来の会社計画を上回る150万本超を出荷した。

 営業利益は2.2倍の805億円と、従来予想を155億円上回り10年ぶりに最高益を更新した。マーケティング費用などの販売費・一般管理費を増やしたが、売上高の伸びが上回った。連結売上高の4割強を占める日本事業の売上高営業利益率は2割弱と前の期の12.6%から大きく改善したもようだ。連結ベースでも営業利益率は8%と3.7ポイント改善した。

 米州事業は営業赤字が続いたもようだ。米子会社ベアエッセンシャルが苦戦。同社ののれんなどを減損処理するため、従来は大幅な最終減益を見込んでいた。ただ、米国の税制改正により税負担が減ったほか、17年12月に売却したヘアケア事業会社ゾートスインターナショナルの事業譲渡益に関連する税金費用も想定を下回り、純利益を押し上げる要因となった。

 18年12月期もアジアでの高級化粧品需要の伸びは続くとみられる。純利益の市場予想平均(QUICKコンセンサス)は562億円と08年3月期の最高益(354億円)更新への期待が高まっている。

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