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禍根を残すレッテル貼り 眞子さま、前代未聞の結婚延期

編集委員 井上亮

前代未聞である。天皇陛下の裁可を得て婚約が内定し、結納にあたる納采の儀と結婚式の期日まで決まっていた秋篠宮家の長女、眞子さまの結婚が延期となった。

2005年11月に結婚した天皇家の長女、黒田清子さんの婚約正式発表が前年の新潟県中越地震、高松宮妃喜久子さま死去のため2度延期になった例はある。しかし、ここまで具体的に固まっていた皇族の結婚が先送りされる外形的要因は見あたらない。

眞子さまがお気持ちを示した文書では「準備不足」が理由とされているが、国民の多くが思い浮かべるのが昨年から続いている週刊誌報道の影響だろう。

婚約者の小室圭さんの家庭の事情に関して、バッシングともいえる報道が続けられている。憂慮されるのは、一連の報道が「皇族の結婚相手としてふさわしくない家柄」というレッテルを貼る空気を助長することだ。

「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立する」と憲法は保障している。これ以外の要件は何もない。もし、「家柄」や「経済力」などへの懸念、批判が圧力になったとしたら、民主主義国家として恥であろう。そして、今後の皇族の結婚に禍根を残すことにもなる。

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