2018年7月22日(日)

川崎重工、777X初号機パネルを納入 日本から初の引き渡し

2018/2/6 19:20
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 川崎重工業は6日、米ボーイングの次期主力大型機「777X」の初号機向け胴体パネルをボーイングに納入した。同機用の日本製パネルの引き渡しは初めてで、名古屋第一工場(愛知県弥富市)で製造した。川崎重工は2号機以降のパネル製造も始めており、今後生産を本格化していく。

777X用の工場棟はロボットなどを導入し生産効率の3割向上を狙う(愛知県弥富市)

川崎重工業の名古屋第一工場で開かれた納入式(6日、愛知県弥富市)

 この日納入したのは前胴のパネルで縦約3.5メートル、横約10メートル。今月中旬に米国に輸送する。川崎重工の並木祐之航空宇宙カンパニープレジデントは納入式で「777Xはベストセラーの後継機。今後20年以上、安定的に納入したい」と話した。式典には両社関係者ら約200人が出席した。

 同社は昨年2月、同工場内に777Xの前胴・中胴パネルを製造する新棟を完成させた。パネルの穴開けやフレームとの結合などを担う高精度のロボットを導入し、従来工場に比べ生産効率の3割向上を目指している。

 当面は月産1機分のペースで製造を続けるが、現有設備で月8機まで対応できる。作業工程の進捗管理とトレーサビリティー(生産履歴の追跡)の強化に向け、2年後をめどにあらゆるモノがネットにつながる「IoT」を駆使したシステムの展開を計画している。

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