2018年11月15日(木)

日野が「モービルアイ」を導入、後付けで衝突防止補助

自動運転
BP速報
2018/2/6 20:00
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日経テクノロジーオンライン

日野自動車は追突防止補助システム「モービルアイ」の取り扱いをは2018年1月31日に開始した。同社製のトラックに後付けで搭載し、先行車や歩行者を検出して運転者に注意喚起する。自動ブレーキなどを搭載しない既存車の安全性向上を図る。モービルアイでは自動ブレーキ機能を加えられず、あくまで注意喚起用の製品だ。

検出器(左)と表示器(右)

検出器(左)と表示器(右)

検出器のカメラ部分

検出器のカメラ部分


後付けのモービルアイは、既に三菱ふそうトラック・バスが2017年8月に取り扱いを始めている。三菱ふそう向けの場合は、本体価格は約16万円で、取り付け工賃が約4万円だった。

同製品はカメラを搭載した検出器と、液晶画面を搭載した表示器で構成する。検出器をフロントウインドー上部の室内側に両面テープで貼り付けて設置。車両の車速やウインカー、ブレーキなどの信号を読み取る。追突や車線逸脱、歩行者などを検出して警報を出す他、液晶画面にイラストで表示する。同製品を搭載することで、前方追突事故を約8割減らせるという。

検出器が先行車や歩行者を認識できる左右視野は38度で、検出距離は80mである。モノクロで有効画素数30万画素ほどの比較的安価なカメラを搭載する。検出器はCMOSセンサーやカメラレンズ、警報ブザー、画像処理チップ「EyeQ2」などで構成。大きさは全長122×全幅79×全高43mmで、質量は200gである。表示器はフルカラーの液晶と設定変更ボタンなどを搭載する。寸法は直径49mm、長さ24mmの円柱型である。インストルメントパネル(インパネ)部分に設置する。

モービルアイは、自動ブレーキ向けの車載カメラシステムなどを手掛けるイスラエルMobileye(モービルアイ)の製品。同社は日産自動車の運転支援技術「プロパイロット」を搭載するミニバン「セレナ」や多目的スポーツ車(SUV)「エクストレイル」、マツダのスポーツセダン「アクセラ」などに自動ブレーキ用のカメラシステムを供給している。

(日経テクノロジーオンライン 窪野薫)

[日経テクノロジーオンライン 2018年2月5日掲載]

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