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レベルアップする日本、平昌はメダルラッシュ期待
編集委員 北川和徳

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2018/2/7 6:30
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 平昌冬季五輪がまもなく開幕する。北朝鮮の参加をめぐる影響やロシア勢のドーピング問題による混乱など、かつてないほどの不安要素を抱えているが、日本選手の活躍に関していえば見どころ満載で楽しめる大会となりそうだ。スピードスケート女子を中心に1998年長野五輪(金5、銀1、銅4)を上回る冬季五輪史上最多のメダルラッシュが期待される。

充実のスピードスケート女子

 冬季五輪はアジアでは過去に札幌(72年)と長野で開催されたが、日本以外のアジアの都市が舞台となるのは初めて。そもそもウインタースポーツの伝統競技は圧倒的に欧米が強い。日本勢が過去に獲得した金メダルは地の利を生かせた長野大会の5個を別にすれば1大会1個が最高で、合計でも10個しかない。だが、平昌ではメダル数が長野を上回ることも夢ではない。

昨年12月のW杯1000メートルを世界新で制した小平奈緒(右)と2位の高木美帆。五輪でもこんなシーンがあるか=共同

昨年12月のW杯1000メートルを世界新で制した小平奈緒(右)と2位の高木美帆。五輪でもこんなシーンがあるか=共同

 特にこれまで金メダルのないスピードスケート女子の充実ぶりは驚くほどだ。500メートルの小平奈緒(31、相沢病院)は昨季からワールドカップ(W杯)や世界スプリント、世界距離別を含めて無敵の24連勝を続けている。ライバルとなるのが五輪3連覇を目指す地元韓国の李相花(28)というのが嫌な材料だが、最近のレースでは寄せ付けていない。今季の小平は1000メートルでも勝利を重ね、日本の女子史上初の世界記録をマークした。短距離2冠は十分に射程にある。

 1000メートルで小平を追うのも日本の高木美帆(23、日体大助手)。その高木美は得意の1500メートルで今季のW杯4戦全勝。こちらも平昌の大本命である。彼女が主力となる3人で滑る女子団体追い抜き(チームパシュート、2400メートル)も日本が圧倒的に強く、転倒などのアクシデントがなければ金メダル確実とされる。高木美は3000メートルも今季のW杯で初勝利を挙げた。五輪に向けて調子を上げてくるオランダ勢が怖いが、高木美は小平とともに今大会の主役候補の1人といえるだろう。

 スピードスケート女子ほどではないものの、他の競技でも優勝候補に挙げられる選手が何人もいる。ノルディック複合の渡部暁斗(29、北野建設)とスノーボード男子ハーフパイプ(HP)の平野歩夢(19、木下グループ)は4年前のソチ大会の銀メダルからステップアップして頂点を目指す。フィギュアスケートの羽生結弦(23、ANA)は右足首の故障からの回復具合が気がかりだが、万全の体調に戻って臨めればやはり金メダル候補の筆頭。ソチに続いて男子を連覇すれば66年ぶりの快挙となる。この種目では宇野昌磨(20、トヨタ自動車)にも優勝争いに絡む実力がある。

陸上、バド…東京の主役も続々

 不祥事が相次いでネガティブなイメージが広がっている日本のスポーツ界だが、このようにアスリートの成績に注目すれば、明るい話題がむしろ目立つ。冬季競技に限らず、2年後の東京大会の主役となるべき夏季競技のアスリートたちも着実にレベルアップしている。小平や高木美の活躍のように、日本選手で初とか、数十年ぶりの快挙といった言葉を聞く機会が最近は格段に増えた。

 例えば陸上の男子短距離。2017年9月9日、桐生祥秀(22、東洋大)が日本人として初めて100メートル10秒の壁を突破する9秒98をマークした。その半月後には山県亮太(25、セイコーホールディングス)が10秒00の快走。世界陸上の100メートルで準決勝、200メートルで決勝に進んだ18歳のサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)らも続き、日本男子は10秒0台に計6人がひしめく充実ぶりだ。リオデジャネイロ五輪でジャマイカに続く2位だった400メートルリレーは、20年の東京では金メダルという目標さえ夢物語ではなくなった。

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