エバラ食品、小分け調味料に力 単身・共働きに的

2018/2/6 1:00
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エバラ食品工業は一人前から使える小分け調味料の販売を強化する。新商品を月内に投入し、品ぞろえを2割増やす。単身世帯や共働き世帯の増加に伴う個食ニーズの拡大に対応する。今後の増産を見据え、設備増強も検討する。

「プチッとごはんズ」はチャーハンと雑炊の両方を作れる

新商品は濃縮した液体調味料を小型容器に詰めた「プチッと」シリーズ。9日に5品目を発売する。

「プチッとごはんズ」は同シリーズ初の米飯に混ぜる商品。「チキントマト味」「博多風とんこつ味」「ユッケジャン味」の3品目を用意し、家庭で残りがちな米飯と卵を使い、チャーハンや雑炊を手軽に作れる。いずれも4個入りで、メーカー希望小売価格は230円(税別)。

商品開発担当者はチャーハンと雑炊の両方を作れることについて「いため調理時のパラッとした仕上がりと、煮込み調理時のコク深い味わいを両立できるように、独自技術で油分の配合を工夫した。消費者のレパートリーを広げたかった」としている。

ゆでたうどんにあえ、混ぜそば風にする「プチッとうどんの素」は商品群を拡充。「魚介豚骨しょうゆ味」「和風おろし」の2品目を追加する。ともに4個入りで、メーカー希望小売価格は250円(同)。

「プチッと」シリーズなど小分け調味料は現在、「プチッと鍋」「プチッとうどんの素」など計21品目。新商品の投入により、2割増の計26品目になる。

小分け調味料は単身世帯や共働き世帯の増加を背景に需要増が続いている。同社の2017年4~12月の小分け調味料の売り上げ(出荷ベース)は前年同期比8.4%増で、他の商品群を上回る伸びになっている。

家庭用商品の売り上げに占める小分け調味料の割合を17年3月期の約8%から、19年3月期には10%超に引き上げる考えだ。同社は「顧客ニーズを見極めながら商品群を拡充し、今後は設備増強も検討する」(高井孝佳専務)方針だ。

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