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佐々木正氏が死去 元シャープ副社長、小型電卓開発

シャープ元副社長の佐々木正氏

小型電卓の開発で知られる元シャープ副社長の佐々木正(ささき・ただし)氏が1月31日午前1時19分、肺炎のため死去した。102歳だった。お別れの会を行うが日取りなどは未定。

島根県出身。1938年京都帝国大(現京都大)卒後、川西機械製作所(現デンソーテン)を経て、64年に早川電機工業(現シャープ)入社。83年に副社長に就任した。

小型電卓開発では省電力のIC、表示装置として液晶を採用。シャープの中核事業の液晶技術の礎を築いた。ライバルのカシオ計算機との「電卓戦争」を陣頭指揮した。

米社と共同開発した電卓用の大規模集積回路(LSI)が宇宙船「アポロ」に使われ、71年に米航空宇宙局(NASA)から「アポロ功績賞」を授与された。

アイデアが早く先に進むことから「ロケット・ササキ」との異名を取った。ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長の若き時代に支援をするなど、後進の育成にも力を注いだ。

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