ぐるなびの17年4～12月期、純利益22%減　飲食店情報サイトが苦戦

ぐるなびが2日発表した2017年4～12月期の連結決算は純利益が27億円と前年同期比で22%減った。主力の情報サイトの顧客である飲食店が人手不足の影響で広告宣伝費などを絞り、その余波で受け取る店舗情報の掲載料収入が減った。売上高は271億円と1%減少した。

18年3月期通期は売上高を前期比3%減の358億円、純利益は37%減の30億円とする従来予想を据え置いた。同日都内で記者会見した久保征一郎社長は「足元では飲食店による宣伝費用抑制の影響は一巡してきたがまだ人手不足は続いており、油断できない」と話した。