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ソニー、吉田氏のCEO昇格発表 平井氏は会長に

ソニーは2日、吉田憲一郎副社長兼最高財務責任者(CFO、58)が4月1日付で社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格する人事を発表した。平井一夫社長兼CEO(57)は2012年の就任から構造改革を進め、18年3月期に営業最高益を見込むまで業績を回復させた。再生から成長に移る段階でトップ交代する。

18年から始まる中期経営計画づくりを推進してきた十時裕樹最高戦略責任者(CSO、53)がCFOに就任する。

平井一夫社長は代表権のない会長に就任する。12年に4期連続の最終赤字で退任したハワード・ストリンガー氏の後を継いで社長に就任した平井氏は、テレビやスマートフォン(スマホ)などで量を追う経営を転換し、高価格帯で勝負する構造改革を断行。テレビ事業で黒字が定着するなど、就任から繰り返してきた「ターンアラウンド(再生)」には一定のメドを付けた。

吉田氏、十時氏は戦略や財務など様々な面で平井氏を支えた。18年からの中計でもこれまでの6年を引き継いだ形で成長戦略を描くとみられている。

ソニーは15年3月期に無配に転落。テレビなどの構造改革を断行し、赤字体質から脱却。18年3月期に過去最高益を更新する見通し。安定収益を生む「プレイステーション」のゲーム事業、世界首位の半導体イメージセンサーなど高収益事業の柱が育っている。ゲームのほか音楽やアニメーションなども安定的に利益を生む体質が根付いている。平井社長時代にテレビやスマホなど課題となっていた事業も構造改革によって改善しており、次の成長戦略に道筋を付けた。

 吉田 憲一郎氏(よしだ・けんいちろう)83年、ソニー入社。13年ソニー執行役。15年副社長兼最高財務責任者(CFO)。58歳。

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