2019年4月24日(水)

ユニリーバの純利益17%増、17年12月期 新興国けん引

2018/2/2 12:37
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【ジュネーブ=細川倫太郎】食品・日用品大手の英蘭ユニリーバが1日発表した2017年12月期決算は、純利益が前の期より17%増えて64億8600万ユーロ(約8820億円)だった。新興国で主力のパーソナルケア商品の販売が拡大した。割安なSNS(交流サイト)での宣伝を強化し、コストも抑えた。

売上高は2%増の537億1500万ユーロ。経済が急成長するインドなどでシャンプーやせっけんなどパーソナルケア商品が好調だった。中国ではインターネット通販が大きく拡大した。

同社はアジア市場の開拓に力を入れている。9月にはインドネシアでヒジャブ(スカーフ)を日常的に着用するイスラム教徒の女性向けに、ボディー用保湿剤を発売した。欧州市場では苦戦している。パーソナルケア商品や食品で競争が激しくフランスやドイツでの需要が弱かった。

販促費が膨らむテレビCMを減らし、若者に効果的にPRできるSNS(交流サイト)での宣伝にシフトした。コストを大きく削減できた。

同社は1月31日、ルーマニアのアイスクリーム会社「ベティアイス」を買収することで合意したと発表した。買収額など詳細は非公表。ベティアイスは1994年設立で、約60種類の商品を販売している。売上高は3000万ユーロ。ユニリーバはアイスクリームなど将来の成長期待が高い分野への投資を強化している。

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