2019年5月26日(日)

ケニア、野党指導者が「大統領就任」宣言 放送停止など混乱広がる

2018/2/2 9:47
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【カイロ=飛田雅則】ケニアで2017年に実施した大統領選挙を巡る混乱が続いている。敗北した野党指導者のオディンガ氏が1月30日に首都ナイロビで「大統領就任」を宣言した。「就任式」の放送を試みた民放3社が放送停止に追い込まれ、政府と野党の緊張が高まっている。

右手に聖書を持ったオディンガ氏は1万人を超す支持者を前に、「人々のために大統領を引き受ける」と宣言した。支持者らは就任を祝った。

昨年8月の大統領選で現職のケニヤッタ氏が再選を果たしたが、最高裁は選管当局に不正があったと判断しやり直しを命じた。10月の再選挙でケニヤッタ氏が再び勝ち、大統領に就いた。反発したオディンガ氏は再選挙を拒み、就任式を実行すると明言していた。

オディンガ氏の就任式の放映を計画した民放3局では放送が停止。ケニア政府は1月31日、正式に放送停止を命じた。07年の大統領選挙では開票結果を巡り対立する候補者を支持する民族間で衝突し、千人以上が死亡。昨年の大統領選後も衝突で100人近くが死亡しており、事態の深刻化が懸念されている。

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