シェアオフィスに保育機能、東京都世田谷区が設置支援 - 日本経済新聞
/

シェアオフィスに保育機能、東京都世田谷区が設置支援

東京都世田谷区は2018年度、保育機能付きシェアオフィスの設置を支援する。育児をしながら週2~3回程度働きたい区民らの利用を見込む。4月に運営事業者の募集を始め、9月に開設する計画だ。

18年度予算案に開設・運営費補助として3000万円を盛り込んだ。保育機能付きシェアオフィスの整備は民間で広がっているが、自治体が設置を支援するのは珍しい。シェアオフィスは子育て支援施設「おでかけひろば」内の2カ所、オフィスビル内の2カ所に整備する計画で、区はこれらを支援する。

机やインターネット環境を整備するほか、保育士を配置するキッズスペースにはベビーベッドや絵本、遊具を置く。保育は主に3歳未満の子供が対象。保育料はおでかけひろばが2時間で1500円、オフィスビルが4時間で2000円程度を想定している。オフィス利用料は別途必要。

3歳未満の子供を持つ親は保育所に子供を預けて働くか、育児に専念するケースが大半で、週2~3日ほど働きたい場合の保育の公的な受け皿があまりなかった。保坂展人区長は「待機児童が多い他の地域でも使える仕組みとして育てていきたい」と述べた。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません