ノキア、17年通期は2000億円の赤字

2018/2/1 18:46
保存
共有
印刷
その他

【ロンドン=篠崎健太】フィンランド通信機器大手のノキアが1日発表した2017年12月期連結決算は、最終損益が14億7300万ユーロ(約2000億円)の赤字(前の期は7億5100万ユーロの赤字)だった。主力のネットワーク部門が、顧客の投資一巡や通貨ユーロ高で苦戦した。米法人税率の引き下げに伴う、繰り延べ税金資産の調整費用も重荷になった。

売上高は231億4700万ユーロと前の期から2%減った。ネットワーク部門はブロードバンド関連が無線、固定向けともに振るわず6%減った。テクノロジー部門は57%増えた。中国・華為技術(ファーウェイ)と新たに結んだ特許ライセンス収入が押し上げた。

コスト削減や特許収入が貢献し、本業のもうけを示す営業損益は1600万ユーロの黒字(前の期は11億ユーロの赤字)に転じた。

ラジーブ・スリ最高経営責任者(CEO)は声明で、ネットワーク部門は18年も低調な環境が続くとの見通しを示した。一方、次世代通信規格「第5世代(5G)」への投資がけん引して「19~20年にかけて市場環境は劇的に良くなるだろう」と強調。5G分野に注力する考えを示した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]