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独ダイムラー、売上高と営業利益が過去最高 17年12月期

【シュツットガルト=深尾幸生】独ダイムラーが1日発表した2017年12月期の決算は、売上高が前の期比7%増の1643億3千万ユーロ(22兆3千億円)だった。営業利益は14%増の146億8200万ユーロで、売上高と営業利益がともに過去最高を更新した。ただ18年の営業利益は「横ばい」の見通し。販売台数は増えるが電気自動車(EV)や自動運転など新技術への投資も重い。

記者会見でディーター・ツェッチェ社長は「盤石だが、動き続ける必要がある」と述べ、高水準の投資を続ける方針を示した。

販売台数は327万台と9%増えた。2年連続で高級車ブランド世界一となった「メルセデス・ベンツ」など乗用車は8%増の237万台。多目的スポーツ車(SUV)と新型「Eクラス」が貢献した。乗用車部門の売上高営業利益率は9.7%と前の期から0.6ポイント上がった。

純利益は23%増の105億2500万ユーロ。販売増に加え米国の税制改革が利益を押し上げた。

トラック部門やバン部門など商用車販売も好調。販売台数の伸び率はそれぞれ13%、12%と乗用車を上回った。

18年は販売台数、売上高ともに「わずかに増加する」見通し。ただ営業利益は17年度と同等の水準を予想する。設備投資と研究開発費の合計は18年と19年の平均で17年実績比5%増の163億ユーロを見込む。過去5年間の平均と比べ3割増だ。EVや自動運転、「つながるクルマ」への開発費のほか、既存エンジンの自動車とEVを柔軟につくれる工場や電池生産への設備投資が大きくなる。

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