2018年9月24日(月)

ZMP、自動運転車をレンタル 開発用の1人乗りEV

自動運転
BP速報
2018/2/1 18:00
保存
共有
印刷
その他

日経テクノロジーオンライン

ZMPがレンタルを始めた自動運転技術開発プラットフォーム(PF)「RoboCar MV2」

ZMPがレンタルを始めた自動運転技術開発プラットフォーム(PF)「RoboCar MV2」

 ZMPは、1人乗り電気自動車(EV)を基にした自動運転技術開発プラットフォーム(PF)のレンタルを2018年1月29日に開始した。名称は「RoboCar MV2」。月額100万円(税別)で、車両を所有せずに自動運転技術の開発に参入できる。研究開発費の削減を売りに、自動車メーカーや部品メーカー、通信事業者や地方自治体などに活用を促す構えだ。

 同車両は、トヨタ車体が生産する超小型EV「コムス(COMS)」を基に、制御コントローラーや自動操舵(そうだ)システム、自動ブレーキ機能などを追加している。操舵や加減速などを遠隔で制御できる。

 ステアリングホイールの左横には、画面の大きさが13インチのタッチ機能付き液晶ディスプレーを搭載。車速や操舵角度といった車両の状態に加えて、搭載するセンサーの状態などを可視化する。インストルメントパネル(インパネ)部分には、車両がコンピューター制御か手動制御かを表示するインジケーターを備える。また、開発用PCやセンサー類を約30kgまで格納できる「デリバリーボックス」を標準装備とした。

 車両寸法は全長2400×全幅1100×全高1500mm、車両質量は約410kgである。最高速度は60km/hで、1充電あたりの航続可能距離は約50kmだ。

 ZMPは2020年の無人タクシー実現に向けて、公道を使っての自動運転試験を進めている。2017年12月には、東京都や愛知県などで「国内初」(同社)となる遠隔型自動運転の公道実験を開始した。使用した車両はトヨタ自動車の「エスティマ」を改造したもので、走行速度は15km/h以下。事前に作成した高精度3Dマップを用い、LiDAR(レーザーレーダー)で周囲を検知しながら決められたルートを走行した。無人タクシーのいち早い実現と開発用PFの利用促進により、来たる自動運転時代での存在感を高めたい考えだ。

(日経テクノロジーオンライン 窪野薫)

[日経テクノロジーオンライン 2018年1月31日掲載]

秋割実施中!日経Wプランが12月末までお得!

保存
共有
印刷
その他

日経BPの関連記事

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報