浜松「出世の館」閉館 目標20万人達成
浜松市の観光施設「浜松出世の館」が31日、閉館した。浜松を主舞台としたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放映に合わせて2017年1月に開館した施設で、主人公の井伊直虎や徳川家康などにちなんだ「出世の街浜松」のPR拠点として、21万183人が来館した。

同日開かれた閉館式では鈴木康友市長が「20万人の来館者数の目標を達成し、浜松が歴史資産の豊富な場所であると全国にPRできた」と振り返った。そのうえで出世の館の跡地を「マリン・ビーチスポーツの振興をはじめとした情報発信の拠点として活用したい」との考えを示した。関連費用を18年度当初予算に盛り込む方針で、新施設は18年秋ごろのオープンを目指す。