トムソン・ロイター解体へ、2兆円弱で「虎の子」売却
[有料会員限定]
米情報会社トムソン・ロイターは30日、金融情報サービスの株式55%を170億ドル(約1兆8千億円)で米投資ファンドのブラックストーン・グループなどに売却すると発表した。稼ぎ頭である金融情報サービスだが、新興勢の台頭で成長に陰りが見え始めていた。テレビやインターネットなどメディア再編の波が、金融情報サービスにも及んできた。
「このディール(取引)は成長を加速させる」。トムソン・ロイターのジム・スミ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1011文字