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年に1度の晴れ舞台 毎年緊張のJRA賞授賞式

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2018/2/3 6:30
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1月29日夜、都内のホテルで行われた2017年度JRA賞授賞式。16年度に続き、2年連続で年度代表馬に選出されたキタサンブラックをはじめ、各部門の受賞者、受賞馬の関係者、マスコミら約600人が出席し、今年も盛大に行われました。この場での関係者の発言、各馬の今後についてなどが翌日のスポーツ紙の紙面を飾りました。式の模様は、今週末の競馬場やウインズでも、ターフビジョンで一部放映されますし、各競馬中継や番組でも紹介されますので、多くのファンの皆様が、目に、耳にされることと思います。とにかく、これだけ多くの超有力馬の関係者や、トップ騎手、調教師が一同に会する場は、1年のうちでも、ここしかありません。

栄えある式典、今年で7回目の司会

「できることを精いっぱい」から始まり、今年で7回目の授賞式だった

「できることを精いっぱい」から始まり、今年で7回目の授賞式だった

そんなJRA賞授賞式という栄えある式典で、実は私、司会を務めさせていただいています。初めて担当したのが、11年度の授賞式でしたから、今年で連続7回目となりました。

最初にお話をいただいたときには、とにかく驚き以外になく「なんで私なのか?」「私に務まるのだろうか?」と、そんなことばかり考えていました。ですが、このような大役に指名していただけることなど、それこそ、人生においてもそうある話ではありませんし、競馬実況アナウンサーにとって、大変光栄なことです。「私にできることを、とにかく精いっぱい!」。そう思って、覚悟を決めて臨んでいます。今回は、この仕事をするにあたっての話を、少しご紹介したいと思います。

JRA賞授賞式は、その年度に、調教師、騎手、そして部門ごとに最も活躍した馬の関係者が表彰される舞台ですから、自分も、あくまで自分の中での話ではありますが、最高の状態で臨まなければならないという思いが、特に強くあります。

喉の管理は特に入念に

そのための準備として、具体的には、まずコンディションをしっかり整えること。式は毎年、寒い1月末の月曜日に行われますから、風邪をひかぬよう、喉を痛めぬよう、直前は一段と気を使います。荘厳な式典に鼻声、ガラガラ声では、話になりません。喉の管理には、特に注意しています。今年は1月に入ってから、周囲にインフルエンザ発症者が多発し、非常に不安にもなりましたが、何とか乗り切ることができました。

次に細かな準備ですが、各馬の1年を振り返るなどの下調べはもちろん、ステージに上がる受賞者、受賞馬の関係者らの名前を、順番に沿って、何度も口にしています。式典の中では、ステージに上がる方の名前を全て、私が読み上げます。皆様にとって、ステージに立ち、名前を呼ばれ、それが最高の思い出となっていただけるよう、微力ながらもお役に立てたら、とここは何度も何度も、確実に間違いなく読めるように繰り返します。

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