品質管理プロが足りない 企業不祥事で脚光?
[有料会員限定]
2017年の有効求人倍率が44年ぶりの高さとなる中、企業の品質管理を取り仕切る専門家がとりわけ不足している。検査データ改ざんなど不祥事が相次ぎ、各社が管理体制の強化を急いで需要が増える一方、団塊世代の引退などで人材が枯渇。長年の経験が問われる分野だけに自前の育成にも時間がかかる。日本のものづくりの信頼維持の足かせになりかねない。
厚生労働省が30日発表した17年12月の有効求人倍率をみると、専門家...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1307文字